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No pain, no gain


by sharpens_you_up

Empyrean Isles

エンピリアン・アイルズ
ハービー・ハンコック 東芝EMI
ISBN : B00000IHAR
スコア選択: ★★★★★

先日DVDをよりいい環境で観るためにサブウーハー&サラウンドスピーカーシステムを買った。あまりにいい音になって感動していたところ、「そういえばこのDVDプレイヤーってCDも聴けるんだな」とCDを試しに入れてみたらこれもまたいい音で聴けた。それがきっかけで最近よくCDを聴くようになった。本を読むBGMにもなるし、気持ちが癒される空間作りにもなる。

仕事上、新宿に行くことが多い僕は新宿南口のタワーレコード新宿店に通うようになった。ショッピングビルの7階から10階までフロア全てがタワーレコードなので僕が住んでいる藤沢には絶対にないようなCDが普通においてある。僕が大好きなハービー・ハンコックのCDは9階のJAZZコーナーに行けばほぼ揃っている。先週、先々週と2枚、3枚と購入してタワーレコードのメンバーカードもポイントが増えている。

そんで今日買った1枚がこのEmpyrean Islesです。僕がハービー・ハンコックに興味を持ったのはUS3のカンタループを聴いてからです。ミーハーな入り方ですが、僕のような人も多いはず。で、そのUS3のカンタループの音源となったカンタロープ・アイランドが収録されているのがこのCDです。

US3のカンタループもよかったけど、オリジナルは落ち着いたリズムとファンキーなトランペットが絶妙に織り交ぜられいい感じの雰囲気を醸し出していた。このカルテットはテナーサックスが使われずにトランペットとリズムセクションだけなのにちっとも平坦にならずに暖かく深い味わいを出している。これが録音されたのは1964年。いま聴いても新しいと感じるこのハンコックってすごいなぁと思う。ちなみに僕はアコースティックを極めようとしていた60年代後半までが好きです。70年代中盤からジャズに電子楽器を融合させたパイオニアとしても有名なんですが、その頃のCDも買いましたがどうも好きになれません。
by sharpens_you_up | 2004-11-11 23:58 | 音楽